公共下水道終末処理場汚泥処理設備

汚泥処理設備用脱水機

北海道支店公需課

平成13年度特定環境保全公共下水道設備工事の一環として北海道常呂町殿より常呂終末処理場汚泥処理設備新設工事を受注し、脱水機を納入しました。
本処理場は特定環境保全公共下水道の終末処理場で、1日平均400m3の生活排水を回分式活性汚泥法で処理しています。今回納入した脱水機は本処理場で発生する汚泥はもちろんの事、近くの漁業集落排水処理施設の余剰汚泥や浄化槽の余剰汚泥も集約して一括脱水処理しています。
このように複数箇所で発生する汚泥を一括処理する場合は汚泥濃度が変動し、脱水性能の安定維持が困難となります。このため本脱水装置は汚泥処理制御方法を 脱水機固形物処理量が常に一定となるように汚泥濃度に合わせて汚泥供給量を自動制御し、脱水性能の安定に重要な指標となる凝集剤添加率が常に一定になるよ うに固形物一定制御を採用し、汚泥脱水効果を高めました。
脱水効果を一層高める為に、定期的なメンテナンス等を継続実施しております。

納入機器

多重板外胴式
スクリュー脱水機
型式:CD-202-1

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