テクノロジー:信頼性
キャビテーション試験と解析
ポンプ運転中にキャビテーションが発生すると、性能低下や羽根車に壊食が発生することがあります。そこで、流体解析や試験を通じてポンプの信頼性向上を図っています。
ポンプの構造解析
ポンプの軽量化、高性能化を測るために、構造、形状の検討を構造解析を用いて行っております。
ポンプの固有振動数解析
ポンプ運転時において、ポンプの持つ固有振動数と回転成分である加振周波数が一致することにより共振を起こし、過大な振動が発生する場合があります。そこで、あらかじめ固有振動数解析を行い、共振が起こらないように構造検討を行います。
吸込水槽試験/解析
大型ポンプ機場において、設置位置が不適正な場合や吸込水槽形状が複雑な場合に、空気吸込渦や水中渦が発生し、ポンプに悪影響を与えることがあります。渦の発生が予測される場合は、事前に模型試験や流体解析を用いることで、渦の発生を予測し、適正な予防策を提案することができます。
水槽の攪拌状況の確認
槽内の流動解析は、製品開発の初期段階で槽内流れの状態や流速分布の把握に役立つとともに、実機検証のための基礎データとしても重要な役割を果たしています。