サステナビリティ 「持続可能な社会」に貢献するために、事業活動を通じて行っている活動をご紹介します。

トップメッセージ

水と人とのやさしいふれあいのために

私たち鶴見製作所は、「水と人とのやさしいふれあい」の理念を胸に、灌漑・建設・産業・治水・上下水道などの事業領域において100年にわたって地球環境と社会を支えてまいりました。近年、地球環境は大きく変化し、“異常”が日常になりつつある中で、企業の果たすべき責任はますます大きくなっております。このような状況下で、私たちは、これからも技術の創造と革新によって、時代を超えて当社とかかわるすべての人々と共に豊かさと安心を創ることが使命と考えております。
この度、次の100年に向けた第一歩として、2024年度から2029年度にかけた6年間の長期経営計画「Tsurumi Vision 2030」を策定いたしました。「Tsurumi Vision 2030」の中で、当社が取り組むべきマテリアリティとして、「脱炭素」、「水環境」、「資源循環」、「安心・安全な暮らし」への貢献と、ツルミの価値を生み出す根源である“人財”の育成、つまり「従業員の成長と働きがいの向上」、そして企業経営の基盤となる「ガバナンス体制の強化」の6つを掲げております。そして、2030年に向けた6年間の前半である、2024年度から2026年度にかけた新・中期3ヶ年経営計画「Transformation 2027」ではESG経営の更なる推進を掲げており、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)の各項目でKPI設定を行い、高い実効性を持たせた上で各取り組みを推進しております。
直近のESGに関する取り組みとしては、温室効果ガス削減のため、社用車の電気自動車、およびハイブリッド車への入替えや太陽光発電設備の導入を進めているほか、社内公募制度の導入による成長機会の創出や、女性活躍の推進、および男性育児休業取得の推進などによる多様性の確保を図ってまいりました。
これらの取り組みを一層加速させて、地球環境と社会の持続的な発展に貢献していくとともに、鶴見製作所の持続的な成長と企業価値の最大化を目指してまいります。

代表取締役社長 辻本 治