サステナビリティ 「持続可能な社会」に貢献するために、事業活動を通じて行っている活動をご紹介します。

トップメッセージ

水と人とのやさしいふれあいのために

2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標として持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)が2015年9月に採択されました。また同じく2015年には脱炭素化の長期目標として定められたパリ協定も採択されています。
気候変動は一地域に留まらず地球規模で発生し、洪水、大規模な森林・草原火災、海水面の上昇、台風・ハリケーンの巨大化などの異常気象が頻発しており、これらの事実は地球が壊滅する方向に向かっているのではないかという危機感を覚えるものとなっています。またWWF(世界自然保護基金)の発表では、哺乳類、鳥類、両生類、爬虫類、魚類などの野生生物が過去50年間で68%減少しているとの報告もあり、この危機的な状況は野生生物に留まらず、人類にも大きく影響するであろうということは容易に想像できます。
当社では、従来からLED化や省エネ機器の導入などを通じCO₂削減に努めてまいりましたが、より積極的な活動に取り組むため、2021年よりSDGs推進室を発足いたしました。一企業として出来ることは小さなことかもしれませんが、当社が取り組むべき課題としましては、水中ポンプや真空ポンプの技術をベースにした環境負荷の軽減につながる環境関連機器や社会インフラ基盤に必要不可欠な製品の開発・供給を進めて社会に貢献していくこと、また企業活動におきましては、再生エネルギーの活用、使用材料の見直し、DXの推進、低公害車の導入などを進めて、企業活動におけるCO₂排出量の削減や、プラスチック廃棄物の削減・ペーパレス化などの項目について積極的に取り組み、グローバルな視点で地域やステークホルダーの方々とともに持続可能な社会環境を目指した企業経営を進めて参ります。