部門別の概況

国内部門

 建設機械市場におきましては、環境配慮への重要性の高まりから、電極式水中ポンプや小型残水ポンプの売上が増加しました。しかし、資材費・人件費の高騰や人手不足などが建設市場の停滞を招き、ポンプの需要が減少し、市場全体では微減となりました。設備機器市場におきましては、高効率で優れた異物通過性能を持つスマッシュポンプへの注目度が高まったことなどにより、売上が大幅に伸びました。同製品シリーズは、道路陥没復旧工事に伴う切り回し工事などにおいて、低水位連続運転が可能であることも評価され、市場全体の売上伸長に貢献しました。さらに、工具工場市場での大型水中ポンプや、プラント市場における脱水機関連の売上も拡大し、国内部門全体の売上高は増加しました。
 これらの結果、売上高は26,638百万円と前年同中間連結会計期間と比べ1,674百万円(6.7%)の増収、セグメント利益は4,223百万円と前年同中間連結会計期間と比べ1,060百万円(33.5%)の増益となりました。

海外部門

 北米市場におきましては、トランプ政権の相互関税の影響による買い控えがありましたが、鉱山市場向けや鉄鋼市場向けの需要が堅調に推移したことにより、売上高は増加しました。この結果、売上高は7,481百万円と前年同中間連結会計期間と比べ1,590百万円(27.0%)の増収、セグメント利益は881百万円と前年同中間連結会計期間と比べ123百万円(16.2%)の増益となりました。
 アジア市場におきましては、引き続きASEAN諸国の内需は安定しており、タイ及びベトナムでの設備市場向けの需要も底堅く推移しましたが、売上高はほぼ横ばいで推移しました。この結果、売上高は8,132百万円と前年同中間連結会計期間と比べ253百万円(3.2%)の増収、セグメント利益は856百万円と前年同中間連結会計期間と比べ122百万円(12.5%)の減益となりました。
 欧州地域におきまして、前年同中間連結会計期間には当該地域の損益計算書を連結対象に含めておりませんが、当中間連結会計期間においては、トンネル工事向け等インフラ市場での建設ポンプの需要が増加しましたが、ドイツにおける建設市場の低迷もあり、全体では売上高は軟調に推移しました。この結果、売上高は2,933百万円、セグメント損失はのれんの償却額及び顧客関連資産償却費を計上したこと等により241百万円となりました。なお、前年中間連結会計期間末より当該地域を連結の範囲に含め、「欧州」セグメントとして経営上管理することとしたため比較情報はありません。
 その他地域におきましては、着実な受注の積み上げがありましたが、中国市場での不動産不況や米中貿易摩擦等の影響もあり、売上高は微減となりました。
 この結果、売上高は3,241百万円と前年同中間連結会計期間と比べ81百万円(2.5%)の減収、セグメント利益は584百万円と前年同中間連結会計期間と比べ176百万円(43.3%)の増益となりました。