サステナビリティマテリアリティ

長期経営計画 「 Tsurumi Vision 2030 」 策定にあたって、まず鶴見製作所が2030年に向けて取組むべきマテリアリティを設定しました。マテリアリティを踏まえた当社の目指すべき姿・提供する価値はマテリアリティと相関関係にあり、事業活動を通じて持続的な社会と企業価値向上の実現を目指していきます。

ESG経営

健全な管理体制の下、時代の変化を機敏に捉えて地球環境と社会に配慮した企業活動を推進することによって、
持続的な成長と企業価値の向上を目指す。

  • Environment

    環境
    1. Green Plan 2030の達成
    2. 削減貢献量の算定精度の向上
    3. 浸水・汚水流出防止への貢献
  • Social

    社会
    1. ワークライフバランスと健康経営の推進
    2. DE&Iの推進
    3. 挑戦の機会創出
  • Governance

    ガバナンス
    1. 不透明なリスクへの対応
    2. コンプライアンス意識の向上

環境長期目標『Green Plan 2030』:1. 自社活動GHG排出量を2030年までに2014年度比50%削減。 2. サプライチェーン活動GHG排出原単位を2030年までに2014年度比30%削減。

6つのマテリアリティ(重要課題)

6つのマテリアリティ(重要課題)
  • 脱炭素への貢献
  • 資源循環への貢献
  • 水環境への貢献
  • 安全・安心な暮らしへの貢献
従業員の成長と働きがいの向上 グローバルなガバナンス体制の強化
マテリアリティ 主な取り組み
脱炭素への貢献 Scope1・2、およびGHG排出割合の多いScope3Cat.11を中心としてサプライチェーン全体でGHG排出量を削減し、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
水環境への貢献 水処理関連機器や汚水・雨水排水ポンプの提供を通じて水環境の保全、汚水流出による汚染防止に貢献していきます。
資源循環への貢献 製品の省資源化・長寿命化で廃棄物の発生を抑制し持続可能な循環型社会の実現に貢献していきます。
安全・安心な暮らしへの貢献 社会インフラ整備や災害対策に、堅牢で信頼性の高い製品・ソリューションを提供することにより誰もが安全・安心に暮らせる社会の実現に貢献していきます。
従業員の成長と働きがいの向上 従業員一人ひとりの多様性と自主性を尊重し、すべての従業員に挑戦の機会を創出します。バリューの共感とその実現に向け従業員の成長意欲を高めながら、働きがいのある職場環境を整備していきます。
グローバルなガバナンス体制の強化 企業価値の持続的な向上のためにグローバルなガバナンス体制の強化を推進していきます。

取り組み事例

重要課題として特定したマテリアリティに対し、事業活動や社会貢献を通じて取り組んでおります。

  • 排水機場へのポンプ導入で、豪雨による浸水を防ぐ

    排水機場へのポンプ導入で、
    豪雨による浸水を防ぐ

    近年、気候変動関連課題として、集中豪雨や長雨による浸水・内水氾濫から暮らしを守るインフラ整備の重要性がこれまで以上に高まっています。
    機場用大型ポンプは、治水や上下水道、農業などの社会インフラを支える製品であり、当社は設計から調達・施工・点検整備まで一貫して、ポンプ設備全体を築き上げ、社会インフラの整備に貢献しています。特に治水・下水道分野への製品提供と施工は、浸水被害や汚水流出を防止に貢献する取り組みであり、浸水・汚水流出の防止を測る指標と目標を設定し、注力的に活動しています。

    指標:自社施工の排水ポンプ能力(m3/s)

    目標:年間合計 50(m3/s・年)

    期限:2026年度

  • 異物による詰まりを防ぎ、水環境を守る

    異物による詰まりを防ぎ、水環境を守る

    地域住民の生活と水環境を支えるインフラである下水道は、「止まらずに動き続けること」が重要です。しかし、マスクなどの異物が流入するとポンプが詰まり、排水が停止して下水道の機能が損なわれる恐れがあります。ポンプの詰まりを解消するためには、維持管理業者による緊急対応や清掃作業が必要であり、この作業負担が解決すべき課題となっています。
    水中ノンクロッグ型スマッシュポンプBN型は、こうした異物を通過させることで詰まりを防ぎ、排水処理を止めることなく継続することで、水環境の保全に貢献しています。さらに、BN型は当社従来製品と比較して高効率であるため、日々のGHG排出量を削減し、社会全体の脱炭素に着実につながっています。

    吐出し口径:80mm/出力3.7kW/60Hzでの比較

  • 社員が自ら成長を実感できる環境づくり

    社員が自ら成長を実感できる
    環境づくり

    ― チャレンジ課題と10%ルールの導入 ―

    当社では、日常業務に追われるなかで新しい取り組みに挑戦する機会が少なく、社員が自らの成長を実感しにくいという課題がありました。この課題を解決するために、人事考課に「チャレンジ課題」を導入し、社員が自らの言葉で成長目標を設定できる仕組みを整えました。さらに、日常業務の一部を新しい挑戦に充てることができる「10%ルール」を設け、社員が主体的にキャリア形成へ取り組める環境を後押ししています。
    これらの取り組みの目標は、社員が日々の業務の中で小さな挑戦を積み重ね、自身の成長を実感できる環境をつくることです。実際に、新しい課題への挑戦や自己目標の達成に取り組む社員が増え、チャレンジを通じて自らの成長を前向きに語る声も広がっています。
    これまで「10%ルール」には2024年より計96名が参加し、そのうち96%が「視野を広げて物事を考えることができるようになった」と回答しており、社員のキャリア形成や思考力アップにつながっています。