PSV-R・PV-R型

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先行待機ポンプ(立軸)

吐出し口径mm 300 - 2000

先行待機運転ポンプは、ポンプ井の水位に関係なく全速運転が可能なポンプです。いかなる水位でもポンプを全速運転することができるため、急激なポンプ場への雨水の流れ込みにも全速待機が可能で、運転開始時のタイムラグの心配がなくなりました。

  • ポンプの基本構造は従来形と同じシンプルな構造です。
  • 従来機の最低運転水位以下でも揚水可能で、ポンプ井の容量に余裕が出来ます。
  • 雨水流入に先行してポンプを運転出来るのでポンプ機場の総合的な管理が容易になります。

【概要】
ポンプ井の水位変化により、吸気管から吸気される空気量が自然に変化し、それに応じて揚水量が自動的に変化します。吸気量は、ポンプ井水位が低ければ大量にポンプ内に吸い込まれます。吸気開始水位より高い水位では吸気されません。このように、先行待機運転ポンプは、水位に応じた吸気を行うことで、自動的に流量調整運転を行います。水位がさらに低下して、吸気管取り付けレベル付近に達すると、揚水が停止する現象(エアロック)が起こります。エアロックした状態から水位が再び上昇し、羽根車入口先端あたりに達すると再び揚水を開始します。以上の変化を利用して、これまでの水位によるポンプの始動・停止頻度の軽減や、水位によらない定期的な管理運転などが容易に計られ、設備全体の信頼性が向上します。

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