雨水排水設備

先行待機(全速)形立軸斜流ポンプ PSV-R型

ポンプシステム部

雨水ポンプとして

東京都下水道局森ヶ崎水再生センターは、1967年(昭和42年)に稼働した日本最大の下水処理場で、処理能力は日量154万m3です。今回更新した雨水ポンプは"先行待機形"を採用することで、ポンプ井の水位に関係なく全速で待機運転が可能となるため、頻繁な起動/停止がなく、待機状態から安心して連続排水運転ができます。
本ポンプの水中軸受は、待機運転での気中連続運転(1時間以上)状況下で、温度上昇に耐えられるドライ潤滑形の無注水軸受(特殊セラミックタイプ)を採用しています。

コンディションモニタリングシステム

軸受や回転体の状態を外部から診断するために、水中軸受部に軸受摩耗やシャフトの振れ廻りを計測できる非接触式ギャップセンサを設け、コンディションモニタリングシステムを通して状態を監視することができます。

納入機器

先行待機(全速)形立軸斜流ポンプ 型式:1400PSV-R
吐出し口径:1400mm
原動機(電動機)出力:670kW
全揚程:9.5m
吐出し量:300m3/min

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