脱水処理設備改造工事

多重円板型脱水機 ND-151B型

大阪第1営業所

多重円板型脱水機を導入されるまでは廃水処理は「標準活性汚泥法で処理し、排出汚泥の処理については脱水機を使用せずに汚泥を天日乾燥で減容化した後、産業廃棄物処理」をされていました。この産廃処理に要する時間と場所を有効活用するために脱水機の有効性を理解していただき、多重円板型脱水機を導入していただきました。
設置場所が屋外であること、洗浄時に水に濡れる可能性があるとのことで脱水機に使用する制御盤・モータ類はすべて屋外仕様のものに仕様変更し、納入いたしました。
標準活性汚泥法は代表的な汚水の処理方法です。活性汚泥とは、汚水を浄化(有機物を分解)する機能のある微生物を含む有機汚泥のことです。多種類の好気性微生物にばっ気(水中に空気を送り酸素を供給すること)を行うことで活性化させて、汚水中の有機物を二酸化炭素と水に分解させます。この工程を繰り返すことで、廃水を浄化していきます。

納入機器

多重円板型脱水機 型式:ND-151B
処理量:5kgDS/時間

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