3212346 123346080101.3吸込量(m3/min)8吸込圧力(kPa abs)時間(分)液封式真空ポンプガスエゼクタバイパス配管封液調整バルブ1.5101520810153040602030吸込圧力(kPa abs)4060グラフ(2)131211109876543080100グラフ(1)605040302010VSCGガス入口グラフ(2)は100m3の密閉容器の排気時間をグラフ(2)の①、②、③の性能曲線で計算したものです。(漏れ空気0)。■密閉容器の排気時間についてガスエゼクタ付液封式真空ポンプの場合、排気の方法は下記の3通りがあります。①バイパス配管を設けず、最初からガスエゼクタと液封式真空ポンプを連動させる。 排気時間は一番長いが、バルブ操作は一切不要となる。②バイパス配管を設けず、最初は液封式真空ポンプを作動させ、ある吸込圧でガスエゼクタを連動させる。 排気時間は若干短くなるが、バルブ(A)の操作が1カ所必要となる。③バイパス配管を設け、最初は液封式真空ポンプを作動させ、ある吸込圧でガスエゼクタを連動させる。 排気時間は一番短いが、バルブ(A)と(B)の操作が2カ所必要となる。真空吸引用液封式真空ポンプグラフ(1)はGY2080+100Vの組合せのガスエゼクタ付液封式真空ポンプの性能曲線です。 グラフ中の①、②、③は上記に対応します。即ち、吸込圧101.3kPa abs~12kPa abs程度迄は③に比べ①はガスエゼクタの駆動ガス量とディフューザの細まり部の抵抗分が、 ②はガスエゼクタのディフューザの細まり部の抵抗分がある為、 吸込量はそれぞれ低下しています。四方口電磁弁SV真空スイッチバルブ(B)グランド部フラッシング連成計液封式真空ポンプストレーナガス出口計装用空気入口バルブ(A)駆動ガスラインセパレータ封液循環ライン※GY2080+100V ガスエゼクタ付液封式真空ポンプ吸込量(m3/min)冷却器冷却水出入口※100m3の密閉容器の排気時間(分)ガスエゼクタ作動〔バルブ(A)開〕ガスエゼクタ作動〔バルブ(A)開、バルブ(B)閉〕左記は全自動の場合のフローシートです。真空スイッチにより吸込圧101.3kPa abs→10kPa abs間はバルブ(A)閉、バルブ(B)開とし、吸込圧10kPa abs以下の圧力の時はバルブ(A)開、バルブ(B)閉とします。技術資料(排気時間特性)
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