TSURUMI PUMP vol.11-D
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変化 率41用圧力56820℃22℃25℃27℃30℃ (K)℃53℃0℃45℃405●封水温度による吸込量変化封水の温度が15℃以外の場合、下図の吸込量変化率曲線から吸込変化率Kを求めて吸込量を補正します。(例)VM型、封水温度20℃、吸込圧力10kPaの●吸込量について性能曲線及び標準仕様に表記している吸込量は、・吸込状態量・封液が水で温度15℃・吐出し圧力が大気圧(101.3kPa abs)・吸込気体が乾燥空気の条件のものです。これ以外の条件では諸特性が変化します。液封式真空ポンプ最低使10201530吸込圧力(kPa abs)40506080100封水温度13℃15℃7℃■封水温度の影響液封式真空ポンプでは、ポンプ内空間部を封液蒸気が占めているため、封液温度が高くなって蒸気圧が大きくなると、特に高真空では吸込量が低下します。■VD型・V型・VL型の吸込量変化率曲線1.11.00.90.80.70.60.50.40.3真空吸引用液封式真空ポンプ場合曲線より、吸込量変化率K=0.925が得られます。以下の様に、封水温度15℃時の吸込量Q15に吸込量変化率K=0.925を掛ければ、20℃時の吸込量Q20を求めることができます。Q20=K×Q15また、グラフの最低使用圧力を示す曲線より低圧側(高真空)の領域では、キャビテーションが発生するため使用できません。性-技術資料-01.ai技術資料(封水温度の影響)

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