●封水温度による吸込量変化封水の温度が 15℃以外の場合、下図の吸込量変化●吸込量について性能曲線及び標準仕様に表記している吸込量は、13℃液封式真空ポンプ℃22 ℃25℃℃72℃03℃05℃54℃04℃53■ VD 型・V 型・VL 型の吸込量変化率曲線■封水温度の影響 02最低使用力圧変化率4568 真空吸引用 液封式真空ポンプ・吸込状態量・封液が水で温度 15℃・吐出し圧力が大気圧(101.3kPa abs)・吸込気体が乾燥空気液封式真空ポンプでは、ポンプ内空間部を封液蒸気が占めているため、封液温度が高くなって蒸気圧が大きくなると、特に高真空では吸込量が低下します。の条件のものです。これ以外の条件では諸特性が変化します。1.11.00.90.80.7(K)0.60.50.40.3率曲線から吸込変化率 K を求めて吸込量を補正します。(例)VM 型、封水温度 20℃、吸込圧力 10kPa の場合曲線より、吸込量変化率 K = 0.925 が得られます。以下の様に、封水温度 15℃時の吸込量 Q15 に吸込量変化率 K = 0.925 を掛ければ、20℃時の吸込量Q20 を求めることができます。Q20 = K × Q15また、グラフの最低使用圧力を示す曲線より低圧側(高真空)の領域では、キャビテーションが発生するため使用できません。153020吸込圧力(kPa abs)4050 6080100性-技術資料-01.ai1 7 ℃ 封水温度15℃10技術資料(封水温度の影響)
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