水処理関連機器■機構原理脱水機本体内部には、厚肉の樹脂円板と薄肉のステンレス小円板、薄肉のステンレス大円板の各種円板が多数積層された『ろ体』が上下2段に複数軸配置されています。各円板の間には、水分のみが流出するスリットが形成されており、隣接する『ろ体』の大円板が他方の『ろ体』に挿入される構造により、スリットが常にクリーニングされ、安定した処理能力を発揮します。『ろ体』は、汚泥投入側から脱水ケーキ排出側に向かうに従って、上下の間隔が狭くなっており、適度に容積圧縮されます。以上のとおり、脱水機本体に投入された凝集汚泥は、『ろ体』の回転により排出側に進み、その過程で容積圧縮されながら水分がスリットから流出し、効率的な脱水が行われます。※国内外特許取得済みろ体小円板(イメージ図)大円板樹脂円板
元のページ ../index.html#721