水処理関連機器本体内部構造図可動板内周摺接方式可動板は、その内周面と回転するスクリュー羽根外周面が接することにより、常に可動してろ液の通過エリアとなるクリアランスがクリーニングされるため、目詰まりを起こさず安定した処理能力を発揮します。背圧板ケーキ排出脱水部固定板可動板支持フレームろ液濃縮部汚泥流入スクリュー固定板可動板支持フレーム ▲可動板固定板高効率を可能にした可動板内周摺接構造濃縮工程脱水機本体に流入した凝集汚泥は、その大半の水分が多重構造部のクリアランス(固定板と可動板の間隙)から重力ろ過により機外へ排出されます。■機構原理ティーボーグ ® 脱水機は『スクリュー軸』の外周に、一定のクリアランスを設けながらリング状の『固定板』と『可動板』を交互に積層した多重構造となっており、その多重構造部を支える『支持フレーム』、及びスクリュー軸端部の『背圧板』等から構成されます。脱水工程スクリューにより搬送される汚泥は、スクリューピッチが進行方向に向かって狭めてあるため順次圧縮を受け、端部の背圧板でさらに圧縮を受けた後、機外へ排出されます。
元のページ ../index.html#717