移動脱水車設備

多重板型スクリュープレス脱水機(MDC型)搭載移動脱水車

米子営業所

小規模排水処理設備を巡回脱水する移動脱水車設備として

このたび島根県松江市殿へ移動脱水車を納入しました。
車両に多重板型スクリュープレス脱水機を搭載しており、過去に納入した実績による多くの技術蓄積から、技術提案を行った結果、提案内容が認められご採用に至りました。
脱水方法はスクリュープレス方式で、メンテナンス費用等の維持管理費を従来のベルトプレス方式の1割以下に低減。一日当たり40tの濃縮汚泥を処理可能で、最も多い処理場で年間24回程度作業する予定です。脱水後の汚泥は堆肥にしており、再資源化する脱水汚泥量は14施設で年間479tを見込んでおります。
今まではバキュ-ムカ-13台で運搬していたものが、移動脱水車採用によりトラック2台で運べるようになると期待を寄せられております。また騒音が予想以上に低く、住宅地での使用も可能だと好評を得ております。

車両に搭載される主要機器

機動性に優れる中型車両に、脱水関連機器や発電機などの全ての機器を搭載!

汚泥脱水機シリーズの動画

搭載脱水機(搭載脱水機仕様)

脱水機搭載車両:車両総重量10.31t(6t車) 型式:MDC-352CS(特殊仕様)
形式:多重板型スクリュープレス脱水機
脱水機本体:φ350スクリュー軸×2本
処理能力:140kgDS/h(汚泥濃度2%)
含水率:82%未満

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